045-222-8623

03-6279-1537

管理会社変更について、このような情報を載せているサイトです

マンションの修繕業務

管理会社を変更する際は、彼らの修繕業務のレベルを事前に探っておくとよいでしょう。
チェックポイントは大きく3つです。

1.修繕の提案は誰が行うのか

マンションの設備に不具合が起きたとき、修繕の提案を会社のどういう立場の人間が行うことになっているのか確認しておきましょう。

知識の浅いフロントマンにお任せにする会社では不安です。
社内に修繕の専門部署があること、そしてそこにいる社員は一級建築士または一級建築施工管理技師の資格を持っていることが望まれます。

たとえば給水ポンプが漏水したとき、ただ「故障したから直しましょう」と言って見積もりを持ってくるフロントマンが多いのですが、 そういうことでは困ります。

ポンプの何が原因で不具合を起こしているのか。経年劣化だったのか不良品だったのか。
修繕方法は1つなのかそれとも複数あるのか、複数あるなら最もコストパフォーマンスの高い方法は何なのか、 管理組合に説明できないといけません。

ふみこんだ質問に答えられず、すぐに「持ち帰り回答します」とのレスポンスが返ってくる管理会社が多いのですが、 それでは役員のストレスがたまるばかりか、修繕が遅れてしまいます。

2.長期修繕計画の作成

長期修繕計画の作成を無償で引き受けてくれるのか、それとも有償なのか、チェックしておきましょう。 有償の場合はその金額を契約書に明記しておくべきです。 相場は30万円程度でしょうか。

もちろん無料で引き受けてほしいと誰もが思うところですが、しかしその場合は建物診断を伴わない、言わば簡易的な修繕計画になるだろうとは思います。

3.大規模修繕の関わり方

管理会社が大規模修繕にどのような形で関わるのかを確認しておきましょう。
全てを管理会社に任せる形での工事になるのか、それとも工事業者を管理組合が独自に選び、会社はそのサポート役にまわるという形でも可能なのか。

自分たちに工事を任せてくれないなら大規模修繕にいっさい協力しません、というスタンスの会社もあります。 その場合は業者から見積もりを取りよせたり、決議を採ったりといった全てを管理組合だけで行わなくてはならず、あまり嬉しくありません。

またまれにですが、いかなる形でも大規模修繕に関わろうとしない管理会社もあります。
大手ではまずないですが、技術部門を社内に持たない中小に見られます。

当然やってくれるものと思っていたのに実は・・とならないよう、その辺り予めチェックしておきましょう。

«その他のチェックポイントも見る

2時間までの無料相談受け付けています

このページの先頭へ