野村不動産パートナーズってどんな会社?
新宿に本社を置く野村不動産グループの管理会社。
2025年時点で受託戸数182,306戸で業界9位、従業員数は5,681名(内、マンション管理部門は3,875名)。
グループ会社の販売するプラウドシリーズの管理を手がけることが多い。
イダケンと野村不動産パートナーズ
野村不動産パートナーズの物件は、仕事で関わったのは4件です。 多くはありませんが、前にイダケンが住んでいたマンションの管理会社がここだったので、それなりに長い付き合いがあったとはいえるのでしょう。
インターネットで評判が良い会社と感じます。昔も今も一貫して。 そのため何となく業界の優等生的なイメージがあるようなないような。
ただ正直いえばイダケンは、フロントマンの質がそこまで高いとは感じませんでした。 財閥系によくある、のんびりした人が多いかなという印象。
イダケンがマンションを買った時はまだここと関わったことがなかったため、あの評判の良い野村さんかと期待したのですが、「あ、そんなでもないのかな・・」と思いました。
とはいえ関わった物件が少ないので何ともいえないところがあります。たまたまだったのかもしれません。 きっと期待値が高すぎたのでしょう。とにかく評判は良い会社です。
イダケンが知る範囲でいえば、大規模修繕は高め。
概算で出てきた額に管理組合がびっくりしてイダケンに相談にくる。そういうことが何度かありました。
リプレイスで他社の物件を獲得することには消極的だと思います。 そういう話を管理組合から聞きますし、イダケンのなかでは関係者の紹介や大きな物件でないとやらないイメージ。
今でも自社物件(プラウドシリーズ)をけっこう建てているので、そちらでいっぱいいっぱいなのではないでしょうか。
ここ数年付き合いがない状態が続いていたのですが、この1年で新たに野村マンション2件の依頼を引き受けました。
どちらも同じようなケースです。野村から値上げ提案を受けたことに疑問を感じた管理組合がイダケンに相談に来たというもの。
そしてやはりどちらも共通なのですが、イダケンが査定してみると、どちらのマンションも既に現在の時点で委託費が割高。
昨今は物価の上昇が著しく、人件費が高騰していますから、委託費の値上げ自体は仕方ないけれどさすがに値上げ幅が大きすぎるなぁ、と感じるケースが多いのですが、ここの場合は最初から委託費が高かったというわけです。
それをさらに値上げしようとして管理組合とトラブルになった、というのが先の2件。
とはいえ、有無を言わさず値上げを押し付けてくるわけではなく、姿勢はマイルドです。 先の2件のうち1件では管理組合が値上げを拒否したところ、野村が値上げを引っ込めたそうです。
では今年は値上げを諦めますが、来年また提案させてください、とそんな風だったとか。
大京もわりとそういう感じです。 何年かかってでもいずれは目標の金額に値上げしようという姿勢。じっくり穏やかに攻めてくるタイプ。
どちらも以前よりは頑なになってきている気もしますが。